わたしがヒンメリに出会ったきっかけ
あけましておめでとうございます。
お正月なので、わたしがヒンメリに出会ったきっかけについてちょっぴり語らせてください。
自分に偽りなく社会と関わることを決意して、勤めを辞めた2021年の春。
とりあえずやりたいことを思いっきりやってみようと、念願の畑をかりて、自然農をはじめました。
その年の秋、自然農家さんから分けていただいたえんどう豆の種といっしょに、ライ麦の種が入っていました。冬越しする豆の風除けとしてライ麦を播くといいよ、と。
それと同時期、市内の公民館でたまたま開催された「ヒンメリ講座」へ。
はじめてヒンメリを作り、麦わらの輝き、線から立体になる瞬間の感動、幾何学の美しさにすっかり虜になりました。
材料がライ麦の藁であることを知ってびっくり。
それならわたし育ててる!
その後、ヒンメリの先生方やたくさんの方々との出会いに恵まれ、家族の協力のおかげで、今があることにいつも感謝しています。
大地に種を播き、光に透けるめんこい芽に癒され、やがてわたしの背丈を超えて風になびく穂を眺める。
収穫したばかりの瑞々しい麦わらに触れ立体を創る時間は無心になれるひととき。
完成したヒンメリが、わずかな気流をとらえてくるくるまわるのを眺めていると、不思議と心が落ち着きます。
翡翠のようなグリーンだったライ麦は、時と共に黄金へ
これら全ての工程が、自然との一体感を感じられるありがたい時間です。
今年もみなさまと共有できることをたのしみにしています。
おてんばGarden 金刺夢子
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