フラクタル構造:シェルピンスキーのギャスケットとカーペット

シェルピンスキーのギャスケットとシェルピンスキーのカーペットをライ麦のヒンメリで作りました。

これは、フラクタクル幾何学の一つ。

フラクタクル構造とは、どんなに小さな一部分をとっても、それが全体と同じ形をあらわしている構造。

この性質は海岸線、樹木の枝の形、雲の形、山の起伏、雪の結晶、人体の血管構造など、自然界のあらゆるところに見出されます。

宇宙における物質の分布、または宇宙自体の構造が広範囲のスケールにわたるフラクタルであるとする説もあるそう。

フィンランドのヒンメリ、リトアニアのソダスも、フラクタクル構造です。

ワークショップメニュー18にシェルピンスキーの四面体を追加しました。


【フラクタクル日除け】

街中に比べて、森の中が涼しいのはどうしてでしょうか?

道路や屋根などの面積の大きいものは蓄熱量が大きく、熱い空気の層が表面を覆い、バリアとなって留まるので暑く感じる。

一方、森を覆う木の葉の一枚一枚は小さいので、風がそよぐと葉の間で乱流が起こり熱が逃げて涼しい。

そこで考えられたのが、「シェルピンスキーの森」

シェルピンスキーの四面体は、ある角度から見ればちょうど平面のように光をさえぎるが、小さな三角形と三角形の形に抜いた穴が連続する立体。風がうまく熱を逃して、森のような涼しさを作ってくれるという優れもの。

自然の摂理、形態に学ぶ。

ワークショップメニュー18にシェルピンスキーの四面体を追加しました。


おてんば Garden

おてんばgarden は、埼玉県上尾市の 住宅地の公園前にある小さな庭です。 多種の木々や宿根草が 四季折々の表情を見せてくれます。 植物が新陳代謝し、鳥や虫たちが植物を食し、 その糞や亡骸が糧となる小さな生態系。 そんな循環に抱かれながら、 ヒンメリやソダスなどのワークショップを通して 癒しをかんじていただければうれしいです。 材料となるライ麦は 自然農の畑にて自家栽培しています。

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